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基本編は授業の予習・復習と定期テストで必ず出題される基本事項確認問題がついています。
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初めての古文の学習ですね。
定期テストで出される問題は限られています。教科書に載っている部分からだったら、中学1年生に出される問題には限界があるからです。ですから、しっかり問題と答えを覚えておけば、高得点ゲットだぜ!!
出される問題の種類は、「いろは歌」のところに書いておきました。是非参考にしてください。
また、過去にテスト等で出題された問題を、できるだけたくさん「竹取物語 基本」に載せておきました。こちらもあわせてご利用ください。
物語の最後に、月の都からかぐや姫を迎えに「王とおぼしき人」がやってきます。
「王とおぼしき人」は、次のように翁に言います。
かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かく賤しきおのれがもとにしばしおはしつるなり。
(かぐや姫は、罪を犯しなさったので、このように賤しいお前=翁のところに、しばらくの間おいでになったのだ。)
つまり、かぐや姫は、月の都の罪人であり、罪の償いのために地球に送られた、というわけです。
「王とおぼしき人」は、かぐや姫に敬語を使っていますから、かぐや姫は更に身分が上の、本当のお姫様なのでしょう。そして「王とおぼしき人」は、王様ではなく、刑務所の看守などにあたる月の世界の役人なのかもしれません。
かぐや姫がどんな罪を犯したのかはわかりません。しかし地球に送られることがなぜ罰になるのでしょう。
清浄な月の都から見れば、地球は穢(きたな)い所ですから、そういう所で一定期間過ごさせる、という意味もあったかも知れません。しかしそれ以上に大切なのは、かぐや姫に悲しい思いをさせる、というのもあったのではないかと思います。
かぐや姫は、月の都には嘆きや悲しみがない、と言っています。月の世界では嘆きや悲しみを味わわせることはできないのです。そこで地球にかぐや姫を流し、翁や媼に愛情を注がせて育てさせます。するとかぐや姫も翁や媼を慕うようになります。そうなった時点で無理矢理引き離せば、かぐや姫は嘆き悲しむでしょう。
これが姫に与えられた刑罰だったのではないでしょうか。そして姫もこれを知っていたからこそ、どんな男性にも恋愛感情を抱かないように、結婚の条件として無理難題をつきつけたのでしょう。
そして充分にかぐや姫が悲しみ、罰を受けた時点で「天の羽衣」を用いて、そういった感情を消したのでしょう。
(スタジオジブリの「かぐや姫の物語」の設定も、これに近い解釈だと思います。)